【変形性股関節症】
当院に来られている患者様でも多い症状ですが、今日は『変形性股関節症』について少しお伝えできればと思います。
股関節を構成する骨や関節軟骨に不具合が生じることで、関節軟骨の減少、骨の変形をきたす病気です。
病状の進行に伴い関節の痛みや動きに制限が生じ、日常生活にも支障が出るようになります。
なぜ起きるのか?
股関節は丸いボールのような形の太ももの骨の頭と、骨盤にあるお椀型の溝が組み合わさって形成されています。
しかし、発育時にかみ合わせが悪かったり、加齢によって関節軟骨がすり減ったり、普段の生活動作や姿勢で股関節にストレスがかかり続けていると、股関節のスムーズな動作ができなくなり『変形性股関節症』を発症させます。
また、変形性股関節症になると腰の骨、背骨の動きが悪くなってしまい腰痛も同時に伴うことが多いです。
腰の痛みで病院に行ったら、『変形性股関節症』だったという方もいらっしゃいます。